≪現在の研究≫
生きたフィールドでの人々の活動や学びについて,史的唯物論的学習論(Vygotsky,Engeströmら),アクターネットワーク論,ポスト資本主義論(アナキズム,贈与論等)を援用しながら,調査研究,理論研究,実践研究を進めています.
それらの理論は相反する点や矛盾する点もありますが,帰結する点があると考えています.
詳しくは,『認知科学講座3:心と社会(鈴木宏昭編著)』内所収の「3章 状況論とポスト状況論」をご覧ください.
≪これまでの研究例≫
【調査・実践研究】
・看護学生の学内と実践現場の間の状況間移動と学習過程
・病院での知識創造プロジェクトのアクションリサーチ
・遊びや演劇を取り入れた学習活動のデザイン
・仕事とボランティアを越境するプロボノ活動の調査
【理論研究】
・異質な文脈やコミュニティを横断する中での学習と発達(boundary crossing,cross-contextual learning;
越境,文脈横断的学習)
・状況論と,ポスト資本主義(贈与論)の関係性について